判定ボクシングには判定がつきものです。どっちが強かったかを審判3人が判断します。ホームタウンデシジョン(地元判定)という言葉があるように多々不可解判定があります。もっとも世界戦はあまりそういうことがありません。あなたがボクシングを見ていて「このラウンドはこっちが取ったな」、そう見ていくとボクシングが面白くなっていくのではないでしょうか。ジャッジ(判定)の基準を提示したいと思います。 1. 手数 2. クリーンヒット(有効打) 3. 試合の支配具合 ただ1と2の優先具合は人によりまちまちです。日本では2重視、世界では1重視が主要です。この辺はきちんと世界で統一しなくては・・と思うんですが。 なのでジャブが多い選手は判定に強いです。最近はアウトボクサーのほうが有利なんかなあ・・と思います。また、世界戦は「ラウンド・マストシステム」を導入してるので必ず10対9としなくてはならない(10対10は原則的につけられない)のです。 6月の坂田の世界戦も王者の手数を重視したためあのような結果になったのでしょう。それでもあの点差は無かったと思うんですが・・。 要するに判定は“どちらがいかに当たらずに当てたか”で判断すべきだと思います。それでも曖昧な場合は試合コントロール力。ロープに追い詰めてた、なんとなく優勢だった、「印象」も重要です。 |